入会時点で、翌年には転勤することが予定されていました。
全国転勤があることが活動のネックになるだろうと、懸念点として初回無料カウンセリングでご本人が打ち明けてくださいました。
Ｈさんは、状況に応じて単身赴任することも厭わないお考えでした。プロフィールには、全国転勤の可能性があることをはっきりと明記する戦略を取りました。

お仕事柄、目上のお客様へのサポートもよくあること。Ｈさんの穏やかな包容力を魅力に感じる女性は少なくなかったでしょう。
お見合いも仮交際も順調に成立していきましたが、全国転勤がある生活設計を現実的に考えたときに、ためらう女性もまたしかり。

ご成婚相手は、都内在勤の年下女性ですが、全国転勤があることについて快諾してくださいました。
その点について、慎重に何度も先方相談所に連絡し、ご本人の気持ちを確認していただきました。結婚後に子供を授かり、子どもの成長過程で転勤についていけない状況となる場合を除いては、どこへでも一緒に行きたいと考えてくださっているとのことでした。
成婚退会後、お相手は都内で続けてきた仕事を退職され、Ｈさんが現在住んでいるところへ引っ越してきてくださいます。そして、来年には、おふたりそろって、次の赴任先へ移住予定です。

それぞれのご事情や置かれた環境に向き合いながら、婚活を進めていきます。
プロフィールにどのように記載するか、お相手にどのタイミングでどのようにお伝えするか、面談で話し合います。それが、婚活成功の鍵となります。
全国転勤の可能性があることを受け入れることが難しい状況にある女性もいらっしゃいますが、支障なく受け入れてくださる女性もいます。
Ｈさんに一番合うお相手とのご縁が実りました。赴任途中での婚活、よくぞ決意し、よくぞ実行してくださいました。Ｈさん、ご成婚おめでとうございます！